第11話のあらすじ
💡 第11話のテーマは「待つことの意味」。
メリ(チョン・ソミン)は海外での仕事を順調にこなしながらも、
ウジュ(チェ・ウシク)のことを思い出さない日はなかった。
一方のウジュは、以前と同じ街で静かな生活を送っていたが、
メリが残していった“青いマグカップ”を手放せずにいた。
季節が変わり、1年が経った頃。
メリがふと立ち寄った空港のカフェで流れる曲は、
かつてウジュと聴いたメロディだった。
帰国したメリが訪れたのは、二人が暮らした小さな家。
ドアを開けると、そこには変わらずコーヒーを淹れるウジュの姿があった——。
ネタバレあり感想
「帰ってくるって、約束してなかった?」
—— 第11話より
この回は、“再会”ではなく“帰還”の物語。
恋人としてではなく、互いの人生の一部として戻ってくる。
ウジュの「おかえり」という一言に、これまで積み重ねてきた時間の重みが凝縮されている。
涙も抱擁もなく、ただ笑い合う二人の姿が心を温かくする。
特に、キッチンで二人が並んでコーヒーを淹れる場面。
かつての沈黙が、今は穏やかな“日常の会話”に変わっている。
静かな幸福を描く脚本が本当に秀逸だった。
見どころ
- ウジュとメリの“成長した再会”。
恋の続きを描くのではなく、“生き方”の続きを描く構成が美しい。 - 映像の柔らかさ。
夕方の光、コーヒーの湯気、窓辺の植物——すべてが温もりを演出。 - セリフの最小化。
「ただいま」「おかえり」だけで全てを語る演出が秀逸。
第11話の考察
タイトル“帰る場所”は、単に“家”ではなく、
**「心が戻る場所」**を意味している。
ウジュにとっての“帰る場所”はメリであり、
メリにとっての“帰る場所”はウジュだった。
それをお互いに気づけたことで、初めて“本当の結婚”が始まる。
この回は、愛の再確認ではなく、人生の選択の帰着点を描いている。
第12話(最終話)に向けて、完璧な助走のエピソード。
どこで見れる?(日本)
| 配信サービス | 視聴形態 | 字幕 | 無料期間 | 状況 |
|---|---|---|---|---|
| Disney+(スター) | 定額見放題 | あり | ― | ✅ 10月10日から独占配信・全12話 |
| Netflix | ― | ― | ― | ❌ 配信なし |
| U-NEXT | ― | ― | ― | ❌ 配信なし |
| Amazonプライムビデオ | ― | ― | ― | ❌ 配信なし |
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放送情報
放送局:SBS
話数:全12話
放送日:2025年10月10日(金)〜11月15日(土)
ジャンル:ラブロマンス・ヒューマンドラマ

