第9話のあらすじ
💡 第9話のテーマは「赦しと別れ」。
ウジュ(チェ・ウシク)とメリ(チョン・ソミン)は、互いの“真実”を告白したあと、
一度だけ穏やかな時間を過ごす。
しかし、その平穏は長く続かなかった。
ウジュの元に届いた一本の電話。
それは、彼がかつて愛した人の“訃報”だった。
動揺する彼を前に、メリは何も言わずに手を握る。
そして夜、ウジュは静かに告げる——
「もう一度、ひとりにならなきゃいけない。」
愛が深くなるほど、距離もまた遠くなる。
涙の向こうに見えるのは、別れか、それとも希望か。
ネタバレあり感想
「泣かないで。泣いたら、終わりになってしまうから。」
—— 第9話より
この回は、沈黙の痛みがすべてを語る。
ウジュの過去と現在が交錯し、メリが初めて“彼の心の奥”を見る。
特に印象的なのは、葬儀場の帰り道でのシーン。
ウジュの背中に触れようとして、結局何も言えないメリ。
その一瞬のためらいに、全ての感情が詰まっていた。
派手な演出は一切なく、ただ静かに泣く背中の演技が胸を締めつける。
“別れ”を描いていながら、どこか“希望”が残る構成が見事だった。
見どころ
- チェ・ウシクの“抑えた喪失”演技。
声を出さずに泣く表情が圧倒的。感情の奥行きを見せる回。 - メリの寄り添い方。
慰めるでもなく、ただそばにいる——それが“本当の優しさ”。 - 雨のラストシーン。
涙と雨が重なり、タイトルの“涙の向こう”を象徴する映像美。
第9話の考察
タイトル“涙の向こう”は、悲しみのその先にある“赦し”を意味している。
ウジュは過去の恋に区切りをつけ、ようやく“今の愛”と向き合う準備を始める。
メリはその痛みを共有しながらも、“支える愛”へと成長していく。
この回を境に、物語は**「恋愛」から「人生の選択」**へとテーマを広げていく。
涙は終わりではなく、再生の通過点として描かれているのが印象的。
どこで見れる?(日本)
| 配信サービス | 視聴形態 | 字幕 | 無料期間 | 状況 |
|---|---|---|---|---|
| Disney+(スター) | 定額見放題 | あり | ― | ✅ 10月10日から独占配信・全12話 |
| Netflix | ― | ― | ― | ❌ 配信なし |
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放送情報
放送局:SBS
話数:全12話
放送日:2025年10月10日(金)〜11月15日(土)
ジャンル:ラブロマンス・ヒューマンドラマ
