「親愛なるX」第11話「救い」〈ネタバレあり〉彼女の残した言葉

NETFLIX

あらすじ

報道番組で真実が明かされ、ペク・アジン(キム・ユジョン)に対する誤解は少しずつ解け始めていた。
しかし、世間の注目が再び集まる中、アジンは姿を消す。

ユン・ジュンソ(キム・ヨンデ)は、彼女の最後の公演映像を手がかりに、
彼女が残したメッセージの意味を探る。
映像の中でアジンはこう語っていた。

「私はまだ、誰かを許せない。
でも、それでも…生きていたい。」


ネタバレ解説

アジンは、すべての出来事を整理し、
一人で海外の小さな街へ渡っていた。
そこでボランティア活動をしながら、
「過去に囚われない自分」を取り戻そうとしていた。

一方ジュンソは、彼女が残した映像日記を編集し、
ドキュメンタリー番組『親愛なるX』として放送。
それは、アジンが人生で最後に願った“本当の物語”だった。

番組の放送後、
「彼女の言葉に救われた」という声がSNSで拡散。
アジンが姿を消しても、その存在は人々の心に生き続けていた。


印象的なシーン

  • 映像日記の中の微笑み
     アジンが海辺で笑うシーン。
     その笑顔はこれまでのどの瞬間よりも穏やかで、痛みを超えた希望が見える。
  • ジュンソのナレーション
     「人は誰かを許すために生きるのか、それとも許されるために生きるのか」
     という言葉が、静かに心に残る。

考察・伏線

  • 「親愛なるX」というタイトルは、アジン自身が残した手紙の署名でもあった。
     “X”は、許せなかった相手であり、同時に“自分”を指している。
  • アジンが去った先で何をしているか明確には描かれず、
     “生死を超えた存在”として象徴的に表現されている。

キム・ユジョン×キム・ヨンデ「親愛なるX」〈ネタバレあり〉全12話・日本配信どこ?

「親愛なるX(原題:친애하는 X)」登場人物・キャスト紹介

「親愛なるX」全12話あらすじまとめ〈ネタバレあり〉キム・ユジョン×キム・ヨンデ主演


第11話まとめ

第11話は、静かな感動が心を満たす回。
アジンの存在が“救い”そのものであり、
彼女の生き方がジュンソを、そして視聴者をも癒していく。
クライマックスへ向けて、物語は静かに最終章へ。

タイトルとURLをコピーしました