「親愛なるX」第7話「裏切り」〈ネタバレあり〉信じることの痛み

あらすじ

事務所を離れたユン・ジュンソ（キム・ヨンデ）は、
独自にペク・アジン（キム・ユジョン）を中傷する匿名アカウントを追い始める。
一方アジンは、周囲の誰を信じていいのかわからず、
かつてのライバル・セヨン（特別出演）にさえ助けを求めてしまう。

しかし、その行動こそが最大の過ちだった。

セヨンはアジンの弱みを握り、再びメディアにリーク。
アジンは「裏切られた」と感じながらも、
「結局、信じること自体が間違いだったのかもしれない」と呟く。

ジュンソが突き止めた匿名アカウントの発信元は、
なんとアジンの現マネージャー・ドヒョンの端末だった。
彼はセヨンと密かに繋がっており、
内部情報を売っていたことが判明する。

アジンはそれを知り、ドヒョンを問い詰めるが、
「あなたが嘘をつき続けたからだ」と言われ、言葉を失う。

終盤、ジュンソはアジンのもとを訪れるが、
彼女は冷たくドアを閉める。

「あなたまで、私を裏切るの？」

ラスト、暗い部屋でアジンのスマホが光る。
画面には「あなたの一番近くにいる人」という新たなメッセージが――。

第7話は、信頼の崩壊と孤独の極致を描くエピソード。
アジンは“誰も信じられない”状態に追い込まれ、
ジュンソとの絆までも失っていく。
物語はここからクライマックスへ向けて、さらに緊迫感を増していく。