第4話はどんな話？
💡 第4話のテーマは「正義の値段」。
前回、失踪した記者が生放送で声を上げた直後、
再開発の黒幕企業「セミョングループ」による圧力が始まる。
今回は、シン社長（ハン・ソッキュ）が
“正義を貫くことの代償”に直面する重い回です。
あらすじ（ネタバレあり）
放送後、地元の人々は一時的に歓喜に沸いたが、
企業側はすぐに反撃に出る。
協力した商店街の住民たちは契約を切られ、
匿名で脅迫メールが届き始める。
そんな中、若手判事チョ・フィリップ（ペ・ヒョンソン）は
証拠を検察に提出するが、
上層部の圧力で“調査中止”の命令が下される。
「正義は、声を上げた者から消えていくのか？」
シン社長は、自らメディアを通さずに告発する決断を下す。
だがその行動は、彼自身をターゲットにしてしまう――。
ラストでは、
チキン店のドアに「沈めろ」という文字がスプレーされ、
暗闇の中に赤いペンキが滲む衝撃のエンディング。
印象的なシーン
- チキン店の夜
ハン・ソッキュが一人で厨房に立ち、
無言でフライヤーの油を見つめる長回しが圧巻。 - 判事の葛藤
フィリップが法服を脱ぎ捨てるシーン。
正義よりも“人”を選んだ瞬間の表情が秀逸。 - 赤いスプレー
無言の脅迫が放たれた瞬間、
画面が静止したように感じられる演出が秀逸。
考察・伏線
- シン社長が「内部資料」を入手した経路はまだ不明。
旧友または過去の部下の関与が示唆されている。 - 「沈めろ」という脅迫の書体が前話の匿名メールと一致。
黒幕が一人ではない可能性が浮上。 - 判事フィリップの過去――「裁けなかった事件」の存在が
今後の展開に深く関わる。
感想
第4話はシリーズ屈指の緊張感。
ハン・ソッキュの静かに燃える怒りと、
「正義には痛みが伴う」というリアルなメッセージが胸に迫る。
演出・音楽・沈黙の使い方が完璧で、まさに“韓国ドラマの職人技”。
日本での配信情報（2025年10月時点）
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