韓国を代表する俳優であり歌手でもあるイ・ジュンギさんは、その端正なルックスと卓越した演技力で国内外に多くのファンを抱えています。時代劇から現代劇、アクションからラブロマンスまで幅広いジャンルで活躍し、“韓流四天王”に次ぐ人気を確立しました。
特に『王の男』や『イルジメ』、『麗〈レイ〉〜花萌ゆる8人の皇子たち〜』などは代表作として知られ、日本やアジア圏での韓流ブームを牽引しました。
この記事では、イ・ジュンギさんのプロフィール、来歴、出演作、日本での活動、人柄やエピソード、広告出演、SNS情報などを徹底的にまとめていきます。
① イ・ジュンギ 基本プロフィール
- 名前:イ・ジュンギ(이준기/Lee Joon-Gi)
- 生年月日:1982年4月17日(2025年現在 43歳)
- 出身地:韓国・釜山広域市
- 身長/体重:178cm/63kg
- 血液型:B型
- 所属事務所:NAMOO ACTORS
- 特技/趣味:テコンドー(3段)、合気道、ダンス、歌、ギター、語学(中国語・日本語)、アクション演技
② イ・ジュンギ 来歴・デビューのきっかけ
イ・ジュンギさんは高校時代に観た舞台芸術に衝撃を受け、俳優を志しました。ソウルでアルバイトをしながら演技学校に通い、2001年に広告モデルとして芸能界入り。
2004年、映画『ホテルビーナス』で日本デビューを果たし、2005年の映画『王の男(왕의 남자)』で一躍大ブレイク。中性的な役柄と圧倒的な演技力で“国民の妖精”と呼ばれました。
その後、時代劇『イルジメ』やアクション『TWO WEEKS』、ロマンス『麗〈レイ〉』など多彩な役を演じ、韓国トップ俳優の地位を確立しました。
③ イ・ジュンギ 経歴のハイライト(年表)
- 2001年:広告モデルとしてデビュー
- 2004年:映画『ホテルビーナス』出演(日本映画)
- 2005年:映画『王の男』で大ブレイク、観客数1000万人超え
- 2008年:ドラマ『イルジメ』主演、時代劇スターとして確立
- 2012年:ドラマ『アラン使道伝』主演
- 2014年:『朝鮮ガンマン』主演でKBS演技大賞
- 2016年:『麗〈レイ〉〜花萌ゆる8人の皇子たち〜』で国際的人気再燃
- 2017年:『クリミナル・マインド 韓国版』主演
- 2020年:『悪の花』で二重人格的役を熱演、好評を博す
- 2023年:ドラマ『アゲイン・マイ・ライフ』主演
- 2025年:新作ドラマ準備中、アジアツアーも計画中
④ イ・ジュンギ 出演作品一覧
ドラマ
| 年 | 作品名(日/韓) | 役名 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 2005 | マイガール(마이걸) | ソ・ジョンウ | 主要キャスト |
| 2008 | イルジメ(一枝梅)(일지매) | イルジメ | 主演/代表作 |
| 2012 | アラン使道伝(아랑사또전) | キム・ウノ | 主演 |
| 2014 | 朝鮮ガンマン(조선 총잡이) | パク・ユンガン | 主演 |
| 2016 | 麗〈レイ〉〜花萌ゆる8人の皇子たち〜(달의 연인 – 보보경심 려) | ワン・ソ(4皇子) | 主演/国際的人気 |
| 2017 | クリミナル・マインド(크리미널 마인드) | キム・ヒョンジュン | 主演 |
| 2020 | 悪の花(악의 꽃) | ペク・ヒソン | 主演/評価高 |
| 2022 | アゲイン・マイ・ライフ(어게인 마이 라이프) | キム・ヒウ | 主演 |
映画
| 年 | 作品名(日/韓) | 役名 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 2004 | ホテルビーナス(ホテル 비너스/Hotel Venus) | ボーダー | 日本映画出演 |
| 2005 | 王の男(왕의 남자) | コンギル | 主演/大ヒット作 |
| 2007 | 光州5・18(화려한 휴가) | カン・ジノ | 主演 |
| 2009 | 純情漫画(순정만화) | キム・ジョンウ | 主演 |
| 2016 | バイオハザード: ザ・ファイナル(레지던트 이블: 파이널 챕터) | リー | ハリウッド出演 |
⑤ イ・ジュンギ 日本との関係・ファンミーティング
イ・ジュンギさんは韓流ブームの中心人物の一人であり、日本との関係は非常に深いです。2007年に日本で公式ファンクラブを設立して以来、定期的に来日し、武道館や横浜アリーナなどの大規模会場でファンミーティングやライブイベントを開催してきました。ファンイベントでは日本語を交えてトークをしたり、自身の楽曲や日本語カバー曲を披露することもあり、音楽活動を通じて日本のファンとの距離を縮めてきました。
また、写真集やDVDも日本向けに制作され、TSUTAYAやHMVなどで販売されるなど、日本市場に特化した活動が多いのも特徴です。地上波やNHK BS、WOWOW、KNTVなどのCS放送で主演ドラマが繰り返し放送され、日本での知名度と人気を不動のものにしました。さらに日本雑誌「韓流ぴあ」や「haru*hana」などでも常連として特集を組まれており、韓流スターの中でも「日本との接点がもっとも多い俳優の一人」と評されています。
⑥ イ・ジュンギ 人柄・エピソード
イ・ジュンギさんは真面目で誠実な性格として知られています。撮影現場では監督や共演者からの信頼が厚く、誰よりも早く現場に入り、台本を読み込み役作りを徹底する姿勢は「プロ中のプロ」と称賛されています。アクションシーンに関しては自ら挑戦することを信条としており、『イルジメ』『アラン使道伝』『悪の花』などでも危険なスタントを本人が演じ、肉体的な努力を惜しまない俳優です。
プライベートでは親しみやすい性格で知られ、ファンに対しても気さくに接することで有名です。日本のファンから「距離が近い俳優」と呼ばれるのも、彼の温かいファンサービスによるものです。また、EXOのベクヒョンさんや俳優のナム・グンミンさんなど、後輩・同僚との交流も活発で、幅広い交友関係を築いています。さらに「現場を盛り上げるムードメーカー」としての一面もあり、ユーモアあふれる性格がスタッフの間で人気です。
⑦ イ・ジュンギ 広告・CM出演
イ・ジュンギさんはその華やかなビジュアルと国際的な人気を背景に、多数の広告・CMに出演してきました。特に美容・ファッション分野での起用が多く、アジア全域での影響力を示しています。
- 化粧品・スキンケア:TONYMOLY(トニーモリー)、Nature Republic、IOPE、Shu Uemura(シュウウエムラ・韓国キャンペーン)
- ファッション・スポーツ:GUESS、Evisu、Kolon Sport、MCM、Adidas Korea
- 食品・飲料:ロッテ飲料、ペプシコーラ、オットゥギ(ビビン麺)、バナナ牛乳
- IT・デジタル機器:Samsung Galaxy、LG電子、SK Telecom
- 観光・文化広報:韓国観光公社(韓流大使)、釜山国際映画祭広報大使
韓国国内だけでなく、日本や中国でも広告塔として活躍しており、特に化粧品ブランドの広告ビジュアルはアジア中の免税店やコスメショップで展開され、多国籍ファンから支持されています。
⑧ イ・ジュンギ SNS・公式アカウント
イ・ジュンギさんはSNSを通じてファンと積極的に交流しています。撮影現場の裏側やトレーニング風景、愛犬との日常ショットなどを投稿し、フォロワーからは「飾らない素顔が見られる」と評判です。
- Instagram:@actor_jg
- X(旧Twitter):JGshock
- 公式サイト(Namoo Actors):Namoo Actors公式ページ
特にInstagramではフォロワー数が1000万人を超えており、コメント欄には韓国語だけでなく日本語や英語、中国語の応援メッセージも多く寄せられています。
⑨ イ・ジュンギ 結婚歴
イ・ジュンギさんは2025年現在、結婚はしていません。過去には女優チョン・ヘビンさんとの交際が報じられたことがありましたが、破局を発表。その後も度々熱愛説が出ますが、公式に認められた交際は多くなく、現在は独身を貫いています。
本人はインタビューで「結婚は焦らず、自然な出会いを大切にしたい」と語っており、今後の動向にもファンの関心が集まっています。
⑩ イ・ジュンギ 兵役
イ・ジュンギさんは2010年5月に陸軍へ入隊しました。当時は芸能人に対する兵役特例制度が廃止された直後で、彼は一般兵として服務しました。部隊内では模範兵士として評価され、服務中に広報大使なども務めました。
2012年2月に除隊後、すぐに復帰作『アラン使道伝』で主演を務め、軍隊で培った規律や体力を活かした演技を披露。軍隊経験がその後のアクション演技の基盤となり、よりリアルで力強い演技ができるようになったと評価されています。
⑪ イ・ジュンギ まとめ
イ・ジュンギさんは20年以上にわたり、韓国エンタメ界の第一線で活躍し続けてきました。『王の男』『イルジメ』『麗〈レイ〉』『悪の花』など数多くの名作で主演を務め、時代劇から現代劇、ラブロマンスからサスペンスまで幅広いジャンルで実力を発揮しています。
日本をはじめアジア全域での人気は依然として高く、ファンイベントでは毎回数千人を動員。広告モデルとしても国際的な影響力を持ち、SNSを通じて世界中のファンとつながっています。
今後はさらなる国際作品への挑戦や、Netflixなどのグローバル配信プラットフォームでの出演も期待されており、イ・ジュンギさんの新たな一面に世界が注目しています。。
ストイックな役作り、誠実で謙虚な姿勢、ファンとの温かい交流は、今後も彼の人気を支え続けるでしょう。

